3大栄養素といえば、糖質、脂質、タンパク質。3大というくらいなのでどれもとっても大切な栄養素ですよね！

ですが、皆様ご存じですか？

人間の体って実は糖質の構成比はとても低くなっているんです。

• 糖質1％
• ミネラル4％
• 脂質15％
• タンパク質16％
• 水60％

糖質は実は１％、ですが現代人は糖質過多。他の栄養よりもまず先に摂りがち。手軽に摂れる。つまりエネルギーの供給過多の状態なんです。

なんとなく夏は暑いし食欲もないから、「そうめん食べようかな。」これやっていないですか？

記載している私自身、夜に白米を食べすぎたり、ラーメンと一緒に小ライスをつけたり。

そんな生活を続けていたら体に異変を感じることも多々ありました。「糖質でお腹いっぱいになっていた」は卒業しましょう！

今回の記事ではそんな意外と重要な「糖質との付き合い方」を3選ご紹介しますので、ぜひ日常生活の中で実践できそうなことやきっかけになればと思います！

知らなかった！血糖値を急激に上げる高GI食品

糖質を摂るうえで知っておきたい指標をまずはお伝えいたします。

高GI食品とは、グリセミック指数（GI）が高い食品のことです。

GIは食後の血糖値の上昇を示す指標であり、GI値が高いほど血糖値が急激に上がると言われております。

例えば、私が大好きなラーメン、そのほかには白米や、ジャガイモ、砂糖など画像のような分類にあたります。

まずは、ご自身がどんな食事から摂取しているのか？しっかりと考えてみてください。

血糖値を緩やかに上げる食べ物から摂取することが重要なのです！

糖質と向き合うコツ①

「ベジタブルファースト」などとよく言われますが、このように玄米、そば、豆類などの低GI食品から取り入れることが糖質との向き合い方のちょっとしたコツです！

体重増加と肥満のリスク？

糖質を過剰に摂取すると、体重増加や肥満のリスクが高まります。

糖質は、エネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体内で脂肪として蓄積されます。

特に、精製された砂糖や、加工食品に含まれる単純糖質は、血糖値を急激に上昇させ、インスリンの分泌を促進させてしまうのです。

これによって、エネルギーの過剰摂取が続くと、体脂肪が増えやすくなります。

糖質と向き合うコツ②

・バランスの取れた食事
糖質を含む炭水化物は摂っても重要！ですが野菜や果物、全粒穀物から摂取することを心がけましょう。

・適度な運動
特にウォーキングなどの有酸素運動はエネルギー消費を助け、余分な脂肪の蓄積を防ぎます！
意識的に取り入れてみましょう。

朝の10分～15分のお散歩は幸せホルモン（セロトニン）も分泌を促してくれると言われております！

血糖値の乱高下と糖尿病のリスク

糖質の取りすぎは血糖値の乱高下を引き起こし、長い期間続くとこれは2型糖尿病のリスクを高めると言われております。

高GI食品は、摂取後に血糖値を急上昇させて、その後急降下させると言われています。

これが日常的に起こると膵臓に負担がかかり、インスリン抵抗性が生じやすくなります。

糖質と向き合うコツ③

・食事のタイミング
規則正しい食事時間を守ることで、血糖値の急激な変動を防ぎます。

消化に最適と言われる時間はお昼の12:00～夜の20:00と言われております！

栄養バランスの崩れと健康被害

糖質の摂取が多いと、他の重要な栄養素の摂取が不足することがあります。

例えば、糖質を多く含むスナック菓子や、ソフトドリンクなどつい食べてしまったりしないですか？

実はビタミンやミネラル、食物繊維の不足につながると言われているんです。

結果的に上記の不足から免疫力の低下や、消化器系の問題、夏によく起こる慢性的な疲労などの健康被害が生じることがあります

糖質と向き合うコツ④

・多様な食材を取り入れる
色とりどりの野菜、果物、タンパク質をバランスよく摂ることで、栄養バランスを保ちましょう。

・加工食品の制限
加工食品には高GI、高糖質なものが多いため、摂取を控えて自然な食品を選ぶことが重要です。

まとめ

糖質の摂りすぎは、体重増加や血糖値の乱高下、栄養バランスの崩れなど、多くの健康リスクを引き起こします。

糖質は摂りすぎると満腹になるので他の栄養が入らなくなります。美味しいおかずに山盛りのご飯で結局お腹いっぱい。なんてこともありますよね。

高カロリー＆低栄養が新型栄養失調の大きな原因。

つまり健康を維持するためにはバランスの取れた食事と適度な運動、糖質をとるのであればそして低GI食品の選択が大切です。

さらに加工食品の摂取を控えて、多様な食材を入れることが重要と言われております。

「糖質を摂らない」、ではなく糖質に対する考え方を少しずつ身に付けていきましょう！